うるま侍の把手共行

２００１年９月１１日

沖縄では台風１６号が迷走し再接近しいた。

私は当時具志川ＪＣの副理事長という役職を得て

２０周年記念事業の企画運営部会長も兼任し忙しく日々を送っていた。

台風１６号は沖縄の南西からクネクネとあっち行ったりこっち来たりと接近していた。

台風接近に伴い仕事も自宅待機をしくつろいでビデオを鑑賞していた。

妻はお腹に子供を宿し妊娠６か月目になっていたころだった。

ビデオ観賞も終え少し遅めに就寝した

夜中電話が鳴り起こされた！　夜中の電話　　　何事だろう！？

電話の向こうは叔母だった。

祖父が危篤だという！　　私はあわてて妻を乗せ病院に急ぐ

私が病院に着く頃には祖父は息をひきとっていた。

「おじぃ～　なんで待ってくれなかったの？」　と涙した。

お腹の子　長男が生まれるのに　　なんで一目でも見てくれなかったの

そんな想いで涙したのを昨日のように覚えている

遺体を乗せ実家に帰る

台風の強風が吹き　　とても暗く

まるで時間が止まっているかのようだった

通夜というのに親戚親者も訪れない　　

台風だからこちらも遠慮し子や孫だけで通夜をしていた。

通常通夜ならＴＶをつけない

しかしながらあまりにも強風が吹き荒れていたので

台風情報を見る為ＴＶをつけた

すると！！　緊急速報が！！

米国同時多発テロの映像が流れた

映画なのかと目を疑う　　　かなり衝撃を受けたのを覚えている

http://www.bo-sai.co.jp/tero.htm

翌日に出棺し火葬　　そして収骨を終え

台風と歴を見ておじぃーが亡くなってから４日後に告別式を執り行った

が！　台風が迷走に迷走を重ね　告別式の日も台風の余波で

参列者も少なく　寂しい告別式になってしまった。

今日はおじぃ～の命日＆米国同時多発テロで亡くなった方の命日

仏壇に線香とお供え物をし

おじぃ～に話しかけた。　　

子や孫そしてひ孫全員を見守って下さい。　　

天国でおばぁ～と仲良くしてますか？